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0466-47-7606こんにちは!
今年も終わりが近づいて、厳しい寒さが続きますので風邪には十分気をつけて下さい。
今回はお口の健康を守るために、オーラルフレイルついてお話していきます!
まず、オーラルフレイルって何?
『フレイル(虚弱)』とは、高齢になって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。
『オーラルフレイル』とは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることです。
加齢とともに全身の身体機能が低下していきますが、筋力などの身体機能の低下より先にお口の機能が衰えていきます。
口腔機能が低下すると、噛む力や舌の動きの老化が食生活に悪影響を及ぼし、身体機能の低下につながります。
また、滑舌が悪くなることで人や社会との関わりの減少を招いたりすることから、全体的なフレイル(虚弱)の進行の重要なサインとされており、深い関係性が指摘されています。
口腔機能の低下は身体的な衰えだけではなく、患者さんの精神的・社会的な側面にまで影響を及ぼします。
オーラルフレイルは患者さんにより症状の進行が異なり、徐々に進行していくため、明確な線引きができません。
・硬いものが噛めなくなった
・むせやすい
・食べこぼしがある
・口が乾燥しやすい
・活舌が悪くなった
・入れ歯をしている
等々、当てはまる項目があれば、オーラルフレイルが進行している可能性があります。
オーラルフレイル対策として、口腔機能低下を予防するために、歯周病や虫歯の治療を行い、残存歯数を維持することが大切です。
また、口腔機能を改善するには唾液分泌を促したり、噛む、飲み込む上で必要な筋肉を鍛えたりする“口腔体操”を取り入れていくことも必要です。
パタカラ体操や、ひと口30回嚙む、お口を積極的に動かす等、様々なトレーニングがあります。
オーラルフレイルは病気ではありませんが、予防するには定期的に口の中をチェックすることが大切です。
定期的に検診を受け、お口の健康を守りましょう!
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