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2021/5/28

「よく噛む」と何がいいの?

こんにちは!

みなさんは、食事のときにひと口何回噛んでいますか?

厚生労働省では、ひと口30回以上噛んで食べることを目標とする「噛ミング30(カミングサンマル)」を提唱しています。

ではいったい、よく噛むことで健康にどのような影響があるのでしょうか。

 

➀唾液の分泌を促す

よく噛むことで唾液の分泌が促されます。唾液には虫歯予防などの歯を守る働きの他に、消化を助ける効果もあります。

詳しくは前々回のブログをチェックしてみてください♪

 

➁口の周りの筋肉が鍛えられる

よく噛むことで口の周りの筋肉を使うことになり、言葉の発音がきれいになります。また、表情筋が鍛えられて表情がイキイキとします。

 

➂肥満を予防

早食いの人ほど肥満傾向にあることが、数々の調査で明らかになっています。

よく噛むと満腹中枢が刺激されて満腹感を得られるので、食べすぎを防ぐことができます。

肥満を予防することは、生活習慣病の予防にもつながります。

 

➃脳の活性化

よく噛むと脳の血流がアップし、脳の働きが活発になり、反射神経や記憶力、集中力、判断力などが高まります。その結果、寝たきりや認知症の予防にもつながります。

 

 

たくさん噛むことは良いことだらけですね!

意識して噛む回数を増やすのは難しいと思いますので、実際に噛む回数を増やすためには、自然に噛む回数が増えるよう調理法や食べ方を工夫するとよいでしょう。

・歯ごたえのある食材を選ぶ

・食材は大きく、厚めに切る

・ひと口を小さくして、飲み込んでから次の食べ物を口に入れる      など…

 

また、よく噛んで食べていても、左右どちらかのあごでばかり噛むのがクセになっていると、筋肉の使い方が偏り、顔のゆがみや、顎関節症の原因になったりします。

そのほかにも、頭痛や疲れ目、肩こりや腰痛などの体の不調を引き起こすことがあります。

 

よく噛めるお口の中を保つためにも、定期検診やクリーニングにいらっしゃってくださいね!

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