ブログ

2020/11/3

どうして大人なのに乳歯があるの?

こんにちは、今日は乳歯についてお話していきます!

 

ご来院頂いている患者さんの中に、大人になっても乳歯が残っている方がいます。どうしてなのでしょうか?

 

生え変わりの時歯肉のなかで永久歯が育って出始めると、その上にある乳歯の根が吸収されて短くなりやがて抜け落ちます。

これが歯の生え変わりです。

 

永久歯が育っていない乳歯の根は吸収されないで大人になっても永久歯が生える場所に乳歯が残ったままになります。

永久歯への生え変わりは個人差があるため、1~2年遅くても早くても心配しすぎる必要はありません。

ですが、乳歯がいつまでも抜けないであると、永久歯がない場合があります。

それが、先天性欠如(せんてんせいけつじょ)といいます。

先天性欠如歯は親知らず・第二小臼歯・側切歯などに多く見られます。

 

先天性欠如の原因は明らかにはっていません。遺伝や妊娠中の栄養欠如、全身疾患、薬物の副作用などが考えられていますが、因果関係ははっきりしていません。

したがって予防することは出来ないのが現状です。

 

永久歯がないと、歯並びや咬み合わせに影響が出てしまう可能性があるので、お子さんも定期検診を受けましょう!

 

 

現在使用しているテンプレートファイル:single.php