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2021/10/24

口臭について

こんにちは。段々と肌寒い季節になりましたね。

 

今回は口臭についてお話してみようと思います。

口臭は生理的口臭と病的口臭に大きく分けられます。

実のところ、多くの方が気になっている要因の8割以上が生理的口臭です。

生理的口臭とは、口臭の強さは変われど生きているうえで必ず起こる口臭と言えます。

そこで、この生理的口臭を理解し、自分自身でコントロールできるようになることで、口臭の悩みは多く解決できると言えるでしょう。

では生理的口臭が出る場面とはどんな時でしょうか?

 

「起床時の口臭」

起きてすぐの口臭で、英語でモーニングブレスと言われています。

これは、睡眠中に口の中がカラカラになり、口腔内の細菌が爆発的に増えることで起こります。

対処法としては寝る前の歯磨きで細菌を少なくしておくこと。朝起きてすぐに歯磨きをして、細菌を出し切ることです。

 

「空腹時の口臭」

空腹になると、血液中の代謝産物の影響と口腔内の生理的な機能が悪化して、吐き出す域や口から悪臭が発生します。

(ダイエット時もこれと同じ現象が起きます)朝食を食べなかった場合、午前中、特に昼食前付近に臭いが強くなります。

空腹のままコーヒーや緑茶を飲んだりタバコを吸ったりすると口腔内の乾燥が進み、より悪化してしまうので注意しましょう。

 対処法は何か食べることで改善します。

 

「緊張時の口臭」

精神的な不安や緊張を感じると、一瞬で口の中も緊張し、唾液の流れが停止してしまいます。

すると口の中が粘つく不快症状が起こるのと同時に、臭いが起こります。特にしゃべり始めの息は臭くなります。

対処法としてはお口の緊張をほぐしてあげる事や舌の運動が効果的です。

 

「夕方の口臭」

夕方付近に空腹と疲労から口の中の環境が悪化していたりして口臭を引き起こします。

対処法としては昼食後2時間たったくらいのタイミングで200mlのお水を飲むこと。

ガムを噛むこと。何か食べて空腹を避けることがあげられます。

 

「生理時の口臭」「妊娠時の口臭」「思春期の口臭」

女性の場合、毎月の生理時に精神的不調・体調不良から臭いが起こることがあります。

また、ホルモンの分泌が増え、血中に流れ、それが吐き出す息に影響を及ぼすとも言われています。

 

「飲食時の口臭」「喫煙の口臭」

食べ物(ニンニクなど)や飲み物(アルコールなど)の摂取にこる口臭もあります。

口の中の環境が変化したり唾液が減ったり舌の表面に臭いを起こす物質が定着することで臭いが起こります。

また、アルコールやニンニクは血中に成分が流れて吐き出す息に影響します。タバコは口腔内に成分が残りやすいため、口臭となります。

歯磨きや舌ブラシである程度緩和が出来るでしょう。

 

病的口臭の場合は、その原因となっている病気をなくさなければ口臭はなくなりません。病的口臭は、ずっと口臭が消えない。24時間ずっと臭うというのが特徴です。

主な要因としては、体の病気、歯石、むし歯、歯周病があげられます。もし、ずっと臭いが気になるという時には、病院への受診が望ましいでしょう。

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